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全国統一小学生テスト(年長) 2018年11月3日 第23回目
四谷大塚で実施された、全国統一小学生テストに参加してきました。年長としての参加だったので、「リトル」というカテゴリでの参加となりました。
昨年度2017年は、150,950人の小学生が受験した日本で一番規模の大きいテストです。受験料も無料、試験結果も無料でもらえるので、都合を合わせて受けると学力を確かめられるので、続けて受けた方が良いと思います。
参加時の受験票がこちらです。QRコードがいろんなところにあり、このQRコードで成績など含めた個人情報の管理をするようです。
試験時間は1時間で、試験開始の10分前に集合となりました。
全国統一小学生テスト(年長生)について
今年から年長生もはじめて全国統一小学生テストの対象となったので、年長生としては、このようなテスト(試験)ははじめての受験になったと思います。テストとはどういうものか?とか、テストの会場の雰囲気、先生が読み上げる問題を解く、といった初めての経験ばかりとなりました。
うちの子は前回のリトルスクールテストでは、テストについて問題の意味があまり理解できず、ほとんど全部不正解となってしまっていましたので、今回はそこを心配していました。小学校準備講座を受講していたことで、テストの雰囲気や、問題を解くということについては慣れがでてきて、テストにはちゃんと取り組むことができました。
テストの結果は必ず親が子供に確認し、振り返りを行って、今後どういうことを取り組んでいくか?目標を決めるための参考になります。
テストが終わった後に、問題と解答が配布されていましたので、ちゃんと答え合わせとなぜ間違えたか?などを含めた振り返りを子供としっかりしていこうと思います。
全国統一小学生テスト(年長)の事前対策授業について
以下の記事で紹介していますので参考にしてください。
全国統一小学生テスト(年長生)の問題について
問1
(1)~(3) 絵の中に、野菜(xxx)はなんこありますか?その数だけしたの〇をぬりましょう。
絵には、複数の野菜が重ねて描かれています。重なりのところで、数を間違えないように何個あるかを数えて答える問題になっています。
※ひっかけポイント:野菜を重ねて絵を描くことで、その野菜の数を間違えやすくしています。
★出題のポイント:不規則に置かれたものを認識し、正確に数える「数の概念」に関する問題です。
問2
(1)~(4) 絵を見て、該当するものに「〇」をつける という問題です。
絵には関係あるものを選ぶだったり、一緒に使うもの、季節のものなどをしっかり認識できる力が必要です。
★出題のポイント:身の回りにある物や動物、季節の行事に関するものの問題です。日ごろから親子で楽しみながら身近なものを観察したり、会話したりする中で、こういった知らない言葉をなくすようにしましょう。
問3
(1)~(2) みほんの絵
を回転させると、どのような絵になるか?が出題内容です。
みほんの絵には、△と黒い丸があり、これを回転させたりして、同じ絵になるのはどれか?を選ぶ問題となっています。
★出題のポイント:同じ図形を見極める「平面図形」の問題です。
問4
(1)~(3) 絵のなかのもので「しりとり」を行って、空白の部分に何が入るか?を答える問題です。
絵と言葉をしっかり理解していないと、どちらのことかがわからない状態になります。
★出題のポイント:言葉や文字に関する問題です。「?」に何が入るかの思考力が必要になります。
問5
(1)~(3) 並び順の決まりがある絵があって、それを見てどのような規則でその絵が並んでいるか、を答える問題です。
★出題のポイント:絵の並び全体を見て、規則性をしっかり見つけることができるか、といった力が問われます。
※試験結果は後日返却になるので、詳細まではわかりませんが、うちの子の感想では国語が難しかったとのことです。
解答と出題の狙いについて
全国統一小学生テスト(年長) 受験後追記(2018年11月13日追記)
小学校準備講座のあとに先日受験した、統一テストの速報で点数結果が返ってきました。結果としては、5割ぐらいの出来です。この結果では、リトルスクールの「小学校1年生」からの四谷大塚の塾へ入れないそうです・・・
まわりの親たちとも会話をして聞いたのは、2つ間違えた子は入れる・3つ間違えた子は入れない、ということで、合格基準点は「80点」だと思います。
今回のテストの内容で「80点」をとるのは、ちゃんと勉強している子(特に、言葉の意味をよく理解し覚えている子)じゃないと厳しいと思いました。テストの結果から、とくにうちの子が苦手だなぁと思ったところが以下のポイントです。
★今後の学習のポイント
・語彙力を増やす、言葉の意味を理解する
→ものの名前、季節の言葉、など「絵」を見てこれは「何か」を知っているかどうかの語彙力が問われています。
例えば、ことば図鑑のようなもので、いろんなものの絵を見る、言葉の意味を覚える、といったことをやりたいと思います。
・実際に、いろんな物を見て、目で見る体で覚えるといった体験を増やす。
→テストを受験して思ったのが、子供が動物園や水族館にいる動物の名前を憶えていないことです。絵を見ても、これはどこの動物園で見た?と聞いても覚えていなくて、このあたりをもっと強く意識して、実際に動物を見て覚えさせる、ということをやっていきたいなと思っています。
※これに限らず、実際の体験は記憶に残りやすいのでおススメだと思います。
参考書籍
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